ナバホ族　バングル 1930〜1940年代

ナバホ族 バングル 1930〜1940年代

日本最大のブランド 1930〜1940年代 インディアンジュエリー

日本最大のブランド 1930〜1940年代 インディアンジュエリー

1940/50年代 Navajo ナバホ族 シルバーバングル マラカイト Fred

1920-1940s】ナバホ スワスティカ 逆卍 & アロー バングル

ナバホのアンティークジュエリー、フレッド・ハービースタイルやツーリストジュエリーと呼ばれる20世紀前半頃にアメリカ中西部の観光客向けに制作されたスーベニアアイテム(土産物)の一つで、どこか可愛らしいサンダーバードとアローヘッドのアップリケ/パッチワークが印象的なアンティーク/ビンテージバングルです。1930年代後半～1940年代製と思われ、スプリットされたバンド/地金をベースに、センターにはターコイズがセットされたサンダーバードがアップリケされ、その左右にもクロスアロー等のスタンプワークが刻まれたアローヘッドがアップリケされています。モチーフや構成はツーリストジュエリーらしいキャッチーなイメージですが、ツーリストジュエリーの中では比較的厚みと重量感があり、しっかりとした造りのピース。さらに、バンドのサイドからターミナルにかけてもサンマークやアロー等のスタンプワークが配されています。一部の工程には機械が用いられているため、マシン&ハンドメイドのハイブリッドなピースですが現在では現存数の少ない貴重な物となっています。造形スタイルやディテール等から、1923年により創業され多くのナバホやプエブロの職人が所属した有名工房マイセルズ インディアントレーディングポストや、1932年創業のベルトレーディングポストで制作されたものと推測されますが、ショップマークやホールマークは入らず詳細は不明となっています。サンダーバード はインディアンジュエリーの伝統的なモチーフの一つで、伝説の怪鳥であり、雷や雲、ひいては雨とつながりが深く幸福を運んでくるラッキーシンボルでもあります。 ジュエリーでは、限界の無い幸福を表すシンボルであり、ネイティブアメリカンの守り神的存在です。アロー/アローヘッドは、 プロテクト(お守り)を意味しています。そして、クロスアローは、 『フレンドシップ』『友情』を象徴しています。サンシンボル/サンマークは、ハピネス(幸福)を表し、ホピやプエブロでは、太陽は窓であり宇宙に存在している精霊達が地上の人々を太陽を通して見守っているとされています。また、植物の成長を育む様子から成長や暖かさも象徴しています。